いつも制服通販リサ アンド ザ スターライトをご利用いただき、ありがとうございます。
お客さまからお問い合わせをいただきました。「紺スカート、リリーの夢は3種類あるけど、どう違うんですか?」と。
本来なら、3種の違いを書けばいいんですけど、長々と製品への愛を語り始めてしまった中の人。深く反省しております。
そして、せっかくなので、その内容をブログに載せます(←反省してない)
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紺無地スカート、リリーの夢には、3種類ございます。
セーラー用が最も高級生地を使用しており、セーラー用以外の用途でご購入いただくお客さまが多い一方で、冬にもサマースカートも売れており、様々な用途でお使いいただいているようです。
この三種類を、様々な面から比較してみますね。
・生地の厚さ
厚さは、セーラー用>冬用>夏用の順です。
・重さ
重さも、セーラー用>冬用>夏用の順です。
夏用は薄手の生地ですが、かといって透けるほど薄いわけでもなく、素材も同じウール50%です。これが、冬もサマースカートが売れ続けるポイントなのです。軽い、少し安いという意図でサマースカートをお求めになるのです。冬用を夏に履くのは暑いですが、逆はそこまで難しくはないかも知れません。
・手触り
セーラー用は最も高級生地で、ウール100%かと勘違いしてしまうような感触になっています。とても暖かく、肌を寄せたくなる感じです。
悪い表現で言えば、毛羽立っているとも言えますが、毛玉ができるほどではないため、ただ肌触りの良さと暖かさに寄与するだけの毛羽立ちはデメリットはありません。
一方で、夏用は、本当にセーラー用と同じウール50%なの?と疑いたくなるほどのさらりとした触感です。ポリエステル100%かと思ってしまうほどあっさりとしています。
しかし、ウールは天然素材。履いてみるとポリエステル100%との違いが明らかです。ポリエステルはいわばプラスチック。吸湿しないんですよね。ビニールをかぶっているところを想像してください。冬でも蒸れて気持ち悪いですよね。こういったことがウールには発生しないんです。もちろん、スカートの重さも、ポリエステル商品ほど軽くはありません。
夏向きのさらりとした触感と吸湿・放湿することによる体温調節機能が融合した、ハイテク素材なんですよ。
冬用は、セーラー用と夏用の中間くらいの触感とお考えください。
・色
色は濃い順に、冬用>セーラー用>夏用でした。夏用はややですが明るい紺色を呈しており、冬用はやや黒に近い感じを受けます。
▲左から、夏用、冬用、セーラー用の織り目の組織のアップです。
・まとめ
以前、競合他社製品で、ポリエステル70%、ウール30%の製品を手にしたことがありました。
それを見て、私は驚愕しました。
まるで、ポリエステルーレーヨン生地のような粗悪さなんです!!
まず、軽いんです。
軽いのはいいこと・・・のように思うんですが、違いました。
重みがないから、しわが下方向に伸びず、シルエットが美しくないんです!! ウール特有の毛羽立ちも若干有りましたが、堅く、肌触りがいいとはお世辞にも言えませんでした。
タグを見て、中国製であることを知りました。
もちろん産地で全てが決まるわけではありません。弊社商品でも、ブラウスなど、低額商品は海外製のものも一部含まれています。
しかし、その商品には、明らかな質の違いがありました。
世間一般には、色んな商品があっていいと思うんですよ。
いい商品、悪い商品、いろいろあって成り立っています。ですが、私たちの商品と同じような値段で、そのような粗悪品を売るのは、倫理的にどうなのかと疑いたくなります。極端に利益率が高そうです。仕入れ値は弊社の商品の半額くらいだと思います。
もっとひどいのは、レーヨン-ポリエステルの商品を立派なお値段で売っているブランドさんですが・・・。
弊社のスカートは、こちらで紹介しておりますとおり、
http://risa-webstore.com/fabs/fab1.html
高級生地を使い、国内工場で、丁寧に手作業で作られています。正直言って、仕入れ値高いです!! うち儲かりません!!!
それでも、いい商品をお届けしたい、品質に妥協はしないというコンセプトは変わりません。もうけが半分なら、倍の数を売ればいいんですよ。
・・・・激しく話が脱線しました。
セーラー用>冬用>夏用の順で高級生地になっており、さらりとした触感をお望みの場合は冬用、暖かく肌触りのいいものをお求めの場合はセーラー用、夏にも履きたい!場合は夏用、のようにお選びいただければ幸いです。
長くなってしまいました。製品への愛がこぼれ出てしまいました。すみません。
私自身、ここまできちんと手にとって見比べてみたのは初めてなんです。なので、徹底比較してみました。